”カスク・ストレングス”とはどういう意味か

ウイスキーがつきられる一連の工程に言及するよりも、カスク・ストレングスは、何も手が加わらない事に関するものです。ほとんどのウイスキーは、どのバッチにも一貫性を持たせるように、瓶詰めされる前に水を加えて、容量または強度によるアルコールの標準比率に引き下げられます。しかし、カスク・ストレングスのウイスキーは、カスクから取り出された時の強度で瓶詰めされ、何も追加されず、何も取り除かれません。

フレーバーへの影響はあるのか

この種のウイスキーは、味わいに強さが凝縮されています。透明なスピリッツが最初に樽に入る時、そのスピリッツが持っているのはザ・グレンリベット蒸留所の特徴が活きた、単一のフレーバーです。時間が経つと、このウイスキーは、オーク樽と共生関係を作り上げ、オークに含まれるフレーバーがスピリッツに拡散されて、木目に浸み込みます。これによって、カスク・ストレングス・ウイスキーの顕著な特徴である強くて堅固なフレーバーが造られます。

どのようにして飲むのがいいのでしょうか

度数の高いウイスキーを楽しむ最善の方法は水と一緒に飲むことです。これが私たちの飲み方です。ウイスキーを水で薄めてしまうことをためらわないで、自分自身の好みに合うようにしてください。室温の水または角氷、どちらでも好きなものを加えてください。ただ、薄め過ぎないように注意してください。水を少しずつ加えて、その都度味見してください。異なるトーンとフレーバーが放出されてスピリッツに複雑さを引き出すので、味が微妙に変化するのに気づくでしょう。

どこから出発すればよいでしょう？

カスク・ストレングス・ウイスキーの旅を始めるなら、ザ・グレンリベットのナデューラが最高です。ナデューラはゲール語で”自然な”という意味で、ナデューラは、混ざり物のないウイスキーを体験するための全てです。氷と水を準備するだけで、あなたはその旅を始めることができます。